家庭で処理が難しいシミとは?
家庭で処理が難しいシミとは?
「家庭でシミ抜きするのか?」
「クリーニング店にシミ抜き依頼するのか? 」
「その判断基準は?」
クリーニング店をよく利用されるお客様にとっては、
家庭でシミ抜きするのか、
それとも、
クリーニング店にシミ抜き依頼するのか、悩ましいことです。
「シミ抜き」と言う言葉は、
クリーニング店にとって、当たり前の言葉です。
広辞苑で「シミ抜き」と言う言葉の意味を調べてみました。
「シミ抜き」とは、衣服、布地などについたしみを抜き去ること。
と書かれていました。
確かに、その通りだと思います。
私は、「シミ抜き」とは、
衣服、布地などについたしみを部分的に洗うことだと考えています。
洗えば、必ず濯ぎ洗いをしなければなりません。
そこで、
プロからのワンポイントアドバイスです!!
① シミがついた衣服が家庭洗濯できるかどうかで、判断されることです。
家庭洗濯できるなら、ご家庭で。
ただし、洗剤以外の変な薬剤は、
はっきりした根拠がない時は使わないことです。
油が多く含まれているようなシミなら、
食器洗い洗剤を付けて軽く歯ブラシで叩いてから、
通常通りに洗濯して下さい。
もし、綺麗にシミが取れない時はプロに。
② 家庭洗濯できない、通常、クリーニング店に依頼される衣料品の場合。
自分で失敗して、衣服をダメにしても諦められる物なら、
ご自分でシミ抜きされてもいいと思います。
ただ、使った洗剤等は、必ず濯いで下さい。
洗剤成分が残ると、トラブルになることもあるからです。
もし、シミが残るならクリーニング店へ。
変な処理をされると、クリーニング店でもシミが残ることがあります。
家庭でシミ抜き処理が難しいシミとして思いつくものは以下のものです。
カレー、ボールペン(ゲルインク)、インク、マニキュア、ペンキ、接着剤、ガム、赤ワイン、ミートソース、泥などが挙げられます。