京都市 東山区でシミ抜き実績60年 洗濯で落ちないシミ抜きや汚れ落としはクリーニング寿へ

クリーニングのプロおすすめの 「デニム製品(ジーンズ)のお手入れの仕方」

クリーニングのプロおすすめの 「デニム製品(ジーンズ)のお手入れの仕方」

画像の説明

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デニム製品とは、縦糸にインディゴで染色された10番手の糸。
緯糸に未晒し糸で綾織された 綿織布のことです。

写真にあるように、ジャケット、ジーンズによく使われています。

インディゴ染料は、元々天然染料でしたが、現在では人工的に作られています。

お客様から、尋ねられるお手入れについての代表的な質問は3つです。

①洗わないほうが良いのか?
もちろん、洗ったほうがよいです。
着用によって、必ず汚れます。
汚れることによって、染料(色)を劣化させたり、繊維自体を脆弱化させるからです。

②長持ちする洗い方は?
お気に入りの衣類なら、
出来る限り物理的な力を加えず手洗いを。
比較的低価格の商品なら洗濯機で。
ダメージジーンズなどは、ネットに入れて洗濯機で洗ってもいいと思います。
これらの製品は、洗うことによって味がでます。
その変化を楽しむ。おしゃれですね!

③色落ちさせずに洗うには?
ここで、洗う前の注意事項です。
購入された新しい製品は、
形態の安定の為や風合いをよくみせる為、
糊や色々な加工剤がついています。

洗うことにより、それらが落ちます。

また、防縮加工されていないものは、必ず縮みます。

それらの事は、全ての繊維製品に共通したことです。

プロの私が洗っても、程度の差はあれ、必ず縮みます。

それは、ドライクリーニングでも同じです。

3%程度の+-は、法定収縮率の範囲内です。

そして、最も大切なこと!
それは、洗剤と洗う水の温度です。

画像の説明

洗剤容器の写真を見て下さい。
そこに、蛍光増白剤と書かれています。
これは、白いものをより白く見せかけるための一種の染料です。
白い下着などを洗うには最適ですがインディゴ製品には、不向きです。

また、インディゴ製品に限らず、色柄の繊維製品に向きません。

お薦めする洗剤は、中性のオシャレ着洗剤です。

洗う水の温度は、ぬるま湯がお勧め。

高い温度の水で洗うと、
インディゴ染料の挙動が高くなって、色の引き出しが高くなります。

また、中性洗剤は、少々濯ぎが不十分でも製品にダメージを与える事がすくないからです。
洗う時間は、10分位で。

大部分の汚れは、5分程度で落ちます。

洗った後は、必ず柔軟剤を使って下さい。

脱水は、少し弱めで。

高密度で織られた製品は、洗うと固くなります。

固くなった繊維を強く絞ると、形になって、その形がとれなくなるからです。

最後に、絞った後の乾かし方です。

乾燥機のあるお家は、5分位かけて下さい。

そして、
裏返して、軽く叩いて長いままバンカーに掛けて下さい(乾燥機のないお家も)。

裏返して乾かすのは、直射日光の紫外線の作用で染料が脆化するのを防ぐ為です。

長々と書きましたが、
どうぞ、ファションンライフをお楽しみ下さい。

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