京都市 東山区でシミ抜き実績60年 洗濯で落ちないシミ抜きや汚れ落としはクリーニング寿へ

すべての繊維製品が、洗うと縮むことを前提につくられています

すべての繊維製品が、洗うと縮むことを前提につくられています

前回は、家庭で比較的簡単にできるレースカーテンの洗濯方法について書きました。
ご家庭のカーテンは、汚れていないと思いがちですが、意外と汚れています。

綿、ウール製品のカーテンは、知らず知らずホコリや臭いを吸着します。
消臭剤等で臭いを隠しても、臭いは残っています。
ウール製品のカーテンは、ご家庭で手洗いをしたとしても必ず縮みます。
絶対に避けて下さい。

カーテンに限らず、

全ての繊維製品は、縮むことを前提として作られています。

ある程度の縮みを覚悟されるなら、綿製品のカーテンは、軽く中性洗剤で洗う事ができます
縮みが大きければ、裾を伸ばせばいいと思います。その為、裾部分に折り返しがあります。

クリーニングのプロが処理しても、縮む物は縮みます。
繊維製品は、ある程度の範囲で伸びたり縮んだりすることを前提に作られています。
ある繊維製品については、+-3%の範囲で縮んだり伸びたりたりすることが法律で認められています(法定収縮率)。
このことから、他の繊維製品もこれに準じて+-3%を前提として作られています。
1.8mのカーテンなど長い物では、3%縮むと5.4cm縮むことになります。

ご家庭で洗われて、5.4cm縮んだらどう思われるでしょうか?
クリーニング店に依頼して、5.4cm縮んだら、
消費者の方からすれば、洗濯方法が悪いからとなりますが、
それは、製品自体の問題なのです。

カッターシャツなどは、洗濯やプレスで縮むことを前提に作られています。
襟周り39cmなら、メーカーさんによって異なりますが、39.5~40cm位の範囲で作られています。

家庭洗濯やクリーニングで、「あれぇ襟周りが縮んだ」と感じるのは、このことを消費者がご存知ないからです。
そのことは、メーカー、販売店そして私達クリーニング店が消費者に知らせてこなかったことに原因があります。

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