タグは何のためのもの?
2014.07.22
カテゴリ:プロのワザ
タグは何のためのもの?
クリーニング店の仕事のとしては、
クリーニングした衣類を、
正確にお客様の元にお返しするということも大切な作業です。
どのお客様の衣類かを特定するために、
クリーニング店ではタグをつけて管理しています。
なので、
衣類からタグが外れたら、作業場は大騒ぎです。
外れたタグが見つからなかったら、
当日仕上がり予定の全ての商品を検品し、
お客様の預かり商品と照らし合わせをしなくてはなりません。
すべての商品を検品して、外れたタグを特定させます。
もし、同じ商品から2枚タグが落ちてしまった場合、事態はもっと深刻です。
例えば、Aさんから預かったカッターシャツと
Bさんから預かったカッターシャツから、タグが落ちてしまったら、
その2枚のタグは、どちらがどちらのものか特定することはできません。
お客様に直接確認していただく必要があります。
どちらのカッターシャツが、どちらのお客様の物なのか、
クリーニング店では、わからなくなってしまうためです。
それほど、クリーニング店にとって「タグ落ち」は、大変な事なのです。