京都市 東山区でシミ抜き実績60年 洗濯で落ちないシミ抜きや汚れ落としはクリーニング寿へ

「血液のシミは、クリーニングで落ちますか!?」

「血液のシミは、クリーニングで落ちますか!?」

クリーニング品の受付をしていると、
お客様から色々な事を尋ねられる事が多いようです。

先日、Mさんから、表題の質問を受けました。
Mさんは、以前は当店の近くに住んでおられましたが、
今は車で30分程のかかる所から、わざわざ来店されているお客様です。

お子様の制服のスカートに血液のシミが付いたので、
時間的な余裕もないので、近くのクリーニング店に出されたそうです。
結果は、一見して少しも取れなかったと。
そこで、表題のお尋ねになりました。

Mさんに、クリーニングの依頼をされる時に、
ここに血液のシミが付いていますと言われましたか?とお聞きしたか尋ねたら、
伝えたとのことでした。

クリーニング店は、たくさんの品物を取り扱う為、
小さなシミなら、見逃す可能性があるからです。
血液のシミは、その状態にもよりますが、
あまり時間が経過していなければ
そんなに難しいシミ抜きではありません。

他店のことについて、
あまり否定的な意見を言わないように日頃から努めていますが、
思わず、
「あまり、その店を御利用されない方が、いいですよ」
とお伝えしてしまいました。

血液の赤色は、ヘモグロビンの鉄分によって赤く見えます。
付いて直ぐは赤いのですが、
時間が経過すると空気中の酸素と反応して赤黒くなります。
付いてすぐなら、応急処置として、
ハンカチなどを水を濡らし、
下側にもハンカチなどを延いて上から軽くたたくと取れます。

洗濯機でざぶざぶ洗える品物なら、
直ぐにその部分を軽く揉んで洗えば落ちます。

時間が経過したり、プレスなどで熱がかかると、
少し専門的になりますが、
鉄分の処理、酵素分解処理が必要になってきます。

ご家庭で洗えない品物や広範囲に付いた時などは、
何も触らずに、クリーニング店に持ち込み、
血液がここに付いていると伝えて、お任せされることをおすすめします。

でも、今回のケースは、クリーニング店に伝えたのに落ちていない。

今回のことから
「ある一定のクリーニング技術基準を持っているお店の紹介システム」が必要かもしれないと感じました。

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